デスクトップ版 Claude Code とは?
Claude Codeは、AIに「このプログラムを直して」「この機能を作って」と日本語でお願いできる、プログラミング用のAIツールです。
これまではターミナルという黒い画面を使うイメージが強かったのですが、現在はデスクトップアプリからClaude Codeを使う方法も用意されています。公式ドキュメントでも、デスクトップアプリを使えばターミナルなしでClaude Codeを利用できると案内されています。
つまり、ざっくり言うと、
Claude Code = プログラミングを手伝ってくれるAI
デスクトップ版 = 普通のアプリみたいに使えるClaude Code
というイメージです。
まず必要なもの
デスクトップ版 Claude Codeを使う前に、次のものを準備しましょう。
1. パソコン
対応しているのは、主に次の環境です。
| OS | 対応状況 |
|---|---|
| macOS | 対応 |
| Windows | 対応 |
| Linux | デスクトップアプリは非対応 |
公式ドキュメントでは、macOS版とWindows版のダウンロードが案内されており、LinuxではデスクトップアプリではなくCLI版を使う必要があると説明されています。
2. Claudeのアカウント
Claudeを使うには、AnthropicのClaudeアカウントが必要です。アプリをインストールしたあと、Claudeアカウントでサインインします。
3. Windowsの場合はGit for Windows
Windowsで初めてClaude Codeを開く場合、Git for Windowsが必要になることがあります。公式の日本語ドキュメントでも、WindowsではGit for Windowsのインストール後にアプリを再起動するよう案内されています。
Gitは、プログラムの変更履歴を管理するための道具です。中学生向けに言うと、ゲームのセーブデータのように、どこをどう変えたか記録してくれる仕組みです。
デスクトップ版 Claude Code の設定手順
手順1:公式サイトからアプリをダウンロードする
まず、Claude Codeの公式ドキュメントまたはClaudeの公式ダウンロードページから、自分のパソコンに合ったアプリをダウンロードします。
ここで大切なのは、必ず公式サイトからダウンロードすることです。
最近、Claude Codeを装った偽サイトや悪質な広告から、マルウェアを入れさせる事例が報じられています。特に「Claude Code Mac」などで検索したときに、偽の案内に誘導されるケースがあるため注意が必要です。
ポイント:
検索結果の一番上に出てきたからといって、すぐ信用しないようにしましょう。
手順2:インストーラーを起動する
ダウンロードしたファイルを開いて、インストールを進めます。
Macの場合は、アプリを「Applications」フォルダに入れる流れになります。
Windowsの場合は、インストーラーを実行して、画面の案内に従って進めます。
インストールが終わったら、Macなら「アプリケーション」フォルダ、Windowsなら「スタートメニュー」からClaudeを起動します。公式のクイックスタートでも、この流れで起動してサインインするよう説明されています。
手順3:Claudeアカウントでサインインする
アプリを開くと、Claudeアカウントでログインする画面が出ます。
メールアドレスやGoogleアカウントなどでログインします。
ログインできたら、Claudeの画面が表示されます。
手順4:「Code」タブを開く
Claudeの画面の中に、Codeというタブがあります。
このCodeタブを開くと、Claude Codeを使うための画面になります。公式ドキュメントでも、インストール後はClaudeを起動してサインインし、Codeタブをクリックすると説明されています。
中学生向けに言うと、Claudeアプリの中に、
普通の相談をする場所 = チャット
プログラミングを手伝ってもらう場所 = Codeタブ
がある、という感じです。
手順5:プロジェクトフォルダを選ぶ
Claude Codeでは、作りたいアプリやWebサイトのファイルが入っているフォルダを選びます。
たとえば、
- 自分で作っているWebサイト
- 学校のプログラミング課題
- Pythonの練習フォルダ
- JavaScriptのアプリ
などです。
Claude Codeは、そのフォルダの中身を見ながら、どこを直せばよいか考えてくれます。
ただし、何でも見せてよいわけではありません。パスワードや個人情報が入ったファイルは、プロジェクトフォルダに入れないようにしましょう。
手順6:Claudeにやってほしいことを日本語で伝える
設定ができたら、Claude Codeにお願いしてみましょう。
たとえば、こんなふうに入力します。
このWebサイトのトップページを見やすくしてください。
エラーの原因を探して、どこを直せばいいか教えてください。
このPythonコードにコメントを追加して、初心者にも分かるようにしてください。
Claude Codeは、コードを読んで、修正案を出したり、必要に応じてファイルを編集したりします。
セッションとは?
Claude CodeのCodeタブでは、会話ごとにセッションという単位で管理されます。
セッションとは、簡単に言うと作業部屋のようなものです。
たとえば、
- Aセッション:ブログサイトを作る作業
- Bセッション:Pythonの宿題を直す作業
- Cセッション:ゲームのコードを整理する作業
というように、別々の作業を分けて進められます。
公式ドキュメントでも、Codeタブでは各会話がセッションとして扱われ、チャット履歴、プロジェクトフォルダ、コード変更をそれぞれ独立して持つと説明されています。
初心者におすすめの最初の使い方
最初から「アプリを全部作って」とお願いするより、まずは小さなお願いから始めるのがおすすめです。
おすすめのお願い例
このコードが何をしているのか、中学生にも分かるように説明してください。
このエラーの意味を教えてください。
このHTMLを少し見やすく整理してください。
このプログラムにバグがないか確認してください。
Claude Codeは便利ですが、いきなり大きな作業を任せると、どこが変わったのか分かりにくくなります。
最初は、説明してもらう → 小さく直してもらう → 結果を確認するという順番が安心です。
注意点:AIに全部任せきりにしない
Claude Codeはとても便利ですが、完璧ではありません。
たとえば、
- 間違ったコードを書くことがある
- 自分の意図と違う修正をすることがある
- 動かないコードを提案することがある
- 大事なファイルを変更してしまう可能性がある
そのため、Claude Codeが出した変更は必ず確認しましょう。
特に大事なのは、変更前のバックアップを取ることです。
中学生向けに言うと、ゲームでボス戦に行く前にセーブするのと同じです。失敗しても戻れるようにしておきましょう。
よくあるトラブルと対処法
Codeタブが見つからない
アプリが古い可能性があります。Claudeアプリを最新版に更新してみましょう。
Windowsでうまく動かない
Git for Windowsが入っていない可能性があります。公式ドキュメントでも、Windowsで初めて開く場合はGit for Windowsが必要とされています。
どのフォルダを選べばいいか分からない
自分が作っているコードのファイルが入っているフォルダを選びます。
たとえば、index.htmlやmain.pyが入っているフォルダです。
怪しいサイトからダウンロードしてしまったかも
すぐにそのアプリを開くのをやめましょう。公式サイトからダウンロードし直し、心配な場合はセキュリティソフトで確認してください。Claude Codeを装ったマルウェア被害も報じられているため、公式以外の案内には注意が必要です。
まとめ
デスクトップ版 Claude Codeの設定は、次の流れで進めれば大丈夫です。
- 公式サイトからClaudeアプリをダウンロードする
- インストールする
- Claudeアカウントでサインインする
- Codeタブを開く
- プロジェクトフォルダを選ぶ
- 日本語でやってほしいことを伝える
Claude Codeは、プログラミングを手伝ってくれる心強いAIです。
ただし、AIに全部任せるのではなく、自分で確認しながら使うことが大切です。
最初は難しく感じるかもしれませんが、「コードを説明してもらう」「エラーの意味を聞く」など、小さな使い方から始めれば、中学生でも十分に使いこなせます。








