NotebookLM 最新アップデートの要点
Googleは2026年6月8日、NotebookLMに大きなアップデートを発表しました。今回のポイントは、調査力の強化・推論性能の向上・ファイル出力機能の拡張です。
特に大きいのは、NotebookLMが Gemini 3.5 と Antigravity を活用した新しい仕組みにアップグレードされ、より正確で信頼性の高い回答や、思考プロセスの見える化が強化された点です。
また、各ノートブックには安全なクラウドコンピュータが用意され、NotebookLMがコードを書いて実行し、データ分析や複雑な調査をサポートできるようになりました。100以上のソフトウェアスキルも組み込まれているとされています。
できるようになったこと
今回のアップデートで、NotebookLMは単なる「資料を読ませて要約するツール」から、かなり実務寄りのAIツールに進化しています。
たとえば、資料をもとに以下のような成果物を作成できます。
| 新機能 | 内容 |
|---|---|
| PDF・docx・Markdown出力 | レポートや資料をそのまま書き出せる |
| Excel出力 | 分析表や予算表などを作れる |
| PowerPoint出力 | スライド資料を生成できる |
| PNG・SVGグラフ | データの可視化ができる |
| CSV・JSON | 構造化データとして出力できる |
| 画像生成 | Nano Bananaによる画像出力に対応 |
Google公式ブログでは、PDFレポート、表、グラフ、スプレッドシート、学生向けワークシートなどを生成できると説明されています。対応形式には、PDF、docx、Markdown、txt、csv、json、xlsx、pptx、png、jpg、gif、svgなどが含まれます。
もう1つの重要ポイント:資料なしでも調査を始められる
従来のNotebookLMは、自分でPDFやGoogleドキュメント、Webページなどの資料を入れてから使うイメージが強いツールでした。
しかし今回のアップデートでは、ざっくりしたアイデアや質問から調査を始められるようになっています。NotebookLMがGoogle検索を使って関連性の高い情報源を探し、ノートブックに追加する流れを支援します。
つまり、これまでは「資料を入れてからAIに聞く」ツールだったのが、今後は テーマを投げるだけで、情報収集から整理、資料作成まで進められるツール に近づいたと言えます。
注意点
この強力なアップデートは、2026年6月8日時点では Google AI Ultraユーザー と、AI Ultra Access / AI Expanded Access を持つWorkspaceビジネスユーザー 向けにグローバル展開されているとGoogleは説明しています。今後、他のユーザーにも拡大予定とされています。
そのため、無料版や通常プランでは、すべての新機能がまだ使えない可能性があります。








